ステビア農法とは
ダイオキシンやニコチンなどを解毒する作用のあるステビアの抽出物質を農作物に与える事により残留化学物質を分解し、有効微生物を活性化させるために、団粒構造の水分や養分を保持しやすい土壌になります。また無機態窒素を多く保持した微生物が根圏に多く集まる為に病原菌を防ぎ作物が必要な時に必要なだけ養分を吸収できる土壌に生まれ変わります。また毛根が多く出る為にカルシウム、マグネシウムの吸収が多く、植物の生理障害が出なくなります。その結果、根の張りが良く樹勢が強くなり病気になりにくい健康で日持ちをする作物が出来ます


数々の効用
1 地力を回復する(有効土壌菌の活性化。有害成分ダイオキシン等の吸着、分解作用)
2 作物の活力を高め発根を促進。有害菌を殺し病害虫に侵され難い
3 霜に強く、収穫期間を延ばし、収量が増える。
4 養分吸収効果を高める(肥料濃度障害でも養分吸収を調節)
5 果実の落下防止に寄与
6 成り疲れ、老化防止
7 糖度を高め自然の美味しさを増す
8 ビタミン、ミネラル等滋養栄養分を増す
9 抗酸化作用により日持ちが抜群に良くなる
10 アレルギーやアトピーの抑制効果を持つ植物を作る

1ステビア草は単なる甘味資源でない『超不思議』草
地上最強の『免疫草』として、活養・薬効資源として、
きわめて多様な効果をもつことが最近わかってきました。
英名:stevia
科名:キク科 
学名:stevia rebaudiana bertoni 
種類:糖類(甘味料)
*起源 
パラグアイ原産で、南米では16世紀頃から甘味料として使用された。わが国へは、発癌性が問題となったチクロやズルチンなどの合成甘味料に代わる天然甘味料として農水省が1970年ごろ導入し、北海道と九州で試験栽培が始められました。  
*作物的特徴 多年生草木で、丈は70から80cmに育ち、白い小さな花をつける。種子は光発芽性で一般に発芽率は低く、栽培は挿芽、挿茎、株分け繁殖によることが多い。高温地帯に適し、浅根性で、耐干、耐寒性は弱い。年平均気温が11℃以上の地帯でないと越冬性がなく、それ以上北のところでは株貯蔵が必要である。葉には甘味成分のステビオサイド、レバウディオサイド等を含み、これらは砂糖の約300倍の甘味度を示す。
*用途  乾葉から甘味成分を抽出し、低カロリー(砂糖の90分の1)の甘味料として市販されている。この甘味料は漬物、珍味、水産練製品、醤油、菓子パン、つくだ煮、缶詰などの他、最近は、コーラ、ポカリスエット等の清涼飲料水にも利用されています。
ところが、ごく最近わが国でステビアは単なる甘味資源にとどまらぬ、実に驚くべきパワーを秘めた大変不思議な薬草であることがJBB免疫植物研究所及び大学研究室の試験結果やその実践応用でわかってきました。


2各種試験結果でわかったステビアパワーとは。
食卓に、安全と健康と、鮮度を保った本当の自然の美味しさを届けます。
現代病の予防や汚染環境の改善、土壌改良等に大きな役割が期待されます。
各種試験結果
1 糖度、滋養成分の増加作用(糖分、ビタミン、ミネラル、酵素等)
2 有害菌の殺菌作用 (0-157、サルモネラ、ベロ毒素等の食中毒菌)
3 ウイルス抑制作用 (エイズHIVウイルス、オーエスキーウイルス等)
4 有害物質、環境ホルモンの抑制作用 (有機リン系、ニコチン分解、ダイオキシン96%分解)
5 アレルギー、アトピーの防止作用
6 ヒスタミン解毒、ステロイド副作用抑制作用
7 発根促進作用
8 生殖ホルモンの正常化作用
9 有用微生物の活性化(ビフィズス菌、乳酸菌等)


3ステビアの薬効等に関する各機関の試験研究事例

4.ステビアパワー応用技術は世界で唯一JBB研が開発した、
国内13件、海外14ヶ国の特許を持つ技術です。
*ステビアパワー農業資材は甘味成分が含まれる葉を取った後の茎が堆肥としてすぐれた働きをすることが偶然発見されたことをきっかけとして研究がすすめられ、JBB免疫植物研究所が農業資材の製品化に成功しました。乾燥した葉と茎を粉末化し、沸騰、濃縮したエキスを全く化学処理せずじっくりと熟成して作り上げたJBBステビア濃縮液製品は、ファームA、不思議パウダー、BBツイン等があります。また畜産資源として、BMDドリンク、ステビア粉末、水産資材としてBFDドリンクが製品化されています。これらは天然素材100%で安全性が高く、しかも人体に全く無害です(清涼飲料としても製品化済)。土壌改良、農作物の栄養補強、病害虫の予防にパワーを発揮しています。


5ステビアパワー農業資材は、いわば天然の“強精栄養剤”です。
土を汚さず、知力を高め美味しくて、栄養価の高い収量も多く、日持ちのいい
高活性・高品位農産物を育てます
数々の効用
1 地力を回復する(有効土壌菌の活性化。有害成分ダイオキシン等の吸着、分解作用)
2 作物の活力を高め発根を促進。有害菌を殺し病害虫に侵され難い
3 霜に強く、収穫期間を延ばし、収量が増える。
4 養分吸収効果を高める(肥料濃度障害でも養分吸収を調節)
5 果実の落下防止に寄与
6 成り疲れ、老化防止
7 糖度を高め自然の美味しさを増す
8 ビタミン、ミネラル等滋養栄養分を増す
9 抗酸化作用により日持ちが抜群に良くなる
10 アレルギーやアトピーの抑制効果を持つ植物を作る


6農薬に頼らず病害虫に強い作物をつくります。
<ネコブセンチュウ>
*白菜:定植時にBBツインを使用。中間で1回ファームAを土壌散布(土壌注入機使用)。収穫の10日前にファームAを葉面散布。液肥に混ぜて使用すると、より効果的である。ネコブセンチュウの多い畑で、BBツインとファームAを交互に使用したところ、大幅にネコブセンチュウが抑制された。生育がよく、甘味のあるおいしいハクサイになった。同じ畑で、ステビア資材を使用しなかったところでは、ほとんどネコブにおかされ、収穫が少なかった。
*キュウリ:不思議パウダーを、土壌散布に使用。液肥や他の肥料と混ぜて使用したほうが効果的。土壌濃度の高い畑では、肥料を使わず、BBツイン、ファームA、不思議パウダーのみの使用。葉、茎、成りの状態を見ながら肥料の与え方を工夫する。一般栽培でわ根の張り方が少ないが、ステビア栽培では、広範囲に深く根が張っている。側枝がよく伸び、花芽のつきもよい。葉、茎ともに若々しく、寒さにも強い。ネコブにおかされているキュウリでも、初期であれば、新しい根がたくさん出てくるので、植え替えずそのまま収穫できた。定植時から使用すれば、立枯病やその他の病気にもかなり効果が、期待できる。濃度障害の畑でも、ステビアの使用により肥料の吸収の調節作用がみられた。これまでの一般栽培に比べ、ステビア使用区でわ収穫量が30〜50%増えた。露地栽培でも霜に強いため、収獲期間が1〜1.5ヶ月延長された。
*パセリ:ネコブセンチュウにおかされて、すでに枯れそうになっているパセリ6株に、ファームA及びBBツイン700倍液を交互に7日ごとに土壌散布。同じく1000倍液を7日ごとに葉面散布。
10日間でステビアを使用しないパセリは全部枯れてしまったが、使用したパセリは30日経過した時点で活力がでてきて、側枝が発生するようになった。根を抜くと、ネコブがついていたところに新しい根がたくさん出ていた。
【青枯病、葉枯病】
*ホウレンソウ:日照不足と長雨によるホウレンソウの根腐病と青枯病に対し、BBツインで葉面散布及び土壌散布を2〜3回。
重度のものは効果がすくなかったが、初期ほど立ち直りが早い。初期からBBツインを使用すれば、かなりの部分で根腐れや他の病気を防ぐことができる.
*メロン:BBツインとファームAを交互に5日ごとに土壌散布(2回ずつ)
収獲前にファームAを1回葉面散布。ファームAを散布しないメロンに比べ、青枯病やキャンカが少なかった。
*イチゴ:ニセナミダニ発生のため、くん煙剤を使用した後、疲れが出ていっそう葉枯病が激しくなったイチゴに、ステビア農業資材を使用。
ファームA600倍液で土壌潅水し、1000倍液で葉面散布を5〜10日ごとに3回くり返した。その1週間後、イチゴ全体に青さがよみがえり元気が出てきた。新芽から若葉も出て活力が出てきた。以後、実がつくまで4〜8日ごとに散布を3回行った。ステビアを使用してから38日目、イチゴ全体が完全に回復。開花も順調にすすみ実もよく付き始めた。


7. ステビア資材を施用した農作物は、強い抗酸化作用により、
抜群の鮮度保持力をほこります。

*JBBステビアで栽培したカンキツ類(イヨカン、甘夏カン、ニューサマーオレンジなど)は品質のよさでよろこばれているが、平成6年12月にステビア栽培した甘夏カンと、市販されている5種類のカンキツ類を保存比較した結果、1ヶ月後、他のミカンはカビが発生し腐り始めたが、ステビア栽培のミカンは、4ヶ月後も退色せずピカピカの艶を保ちつずけた。
*ステビアで栽培したミカンとスーパーで買ったミカンと並べて3ヶ月間鮮度保持テストをしたところ、ステビアパワー栽培ミカンは抜群に日持ちがいいことが再確認されました。


8アレルギー抑制農作物の栽培にも最適です。
*ステビアパワー栽培の農作物はアレルギー予防植物としての可能性をもっています。宮城県中田町農協では、4年前からステビア農業資材を用いた米作りに取り組み、平成7年度から17町歩の「ステビア健康米」の栽培を開始しています。ステビア米は、おいしさはもちろん、最近社会問題となっている米アレルギー予防食品として有望視されています。アレルギー患者にステビア栽培の果物や米を食べさせた結果、アレルギー反応が出なかったとの報告が多数よせられています。鶏卵も同様の結果がでています。


9ステビア特栽米の特徴 

*粘りがあり、ほんのりとした甘味が口中にひろがります。
*炊きあがったときの香りと風味が格別です。
*冷えてもツヤツヤとして、甘味もかわりません。
*保温したまま長時間おいても、変色したりにおいがつかずふっくらとしたままの状態をたもちます。
*炊くときの水加減は、10〜15%控えた方が良いようです。
栽培上の安全性はもちろんですが、ステビア米の成分も期待されています。果物や野菜の成分分析比較から、各種ビタミン、ミネラルの含有量が一般栽培米に比べ、豊富なのではないかと考えられます。現在、米の乾燥技術も進み、全国的に機械乾燥が主流となってきており、米を一年中おいしく食べることができますが、やはり天然乾燥の方がおいしい米作りには適しており、食べるつど精米するのがかしこい食べ方と言われています。藁は畳の床、家畜の肥料として利用されますが、ステビアで栽培した米の藁は、牛、馬ともに好んで食べます.動物の本能の方が、より良いものをかぎ分ける能力に優れているのかも知れません.ステビアは、土壌中の有用微生物の増殖に適していることから、肥沃な土壌作りを助けます。いま求められている食の安全性、食の栄養成分の向上に、ステビアが大きく貢献できるものと考えられます。



10なぜ効果があるのか


*土壌中には、細菌、放射菌、糸状菌、藻類、原生動物など、有用微生物郡と有害微生物郡が多数生息しており、そのバランスが崩れたとき、農作物が病害虫におかされやすくなると考えられます。
*肥料の偏りすぎた使い方、農薬(殺菌剤・殺虫剤・予防剤)などの過剰散布、気象条件、日照時間、地温、土質の違い、人的管理や手入れの違いなども、連作障害や病害虫の発生原因につながると考えられます。
*ステビアには、ビタミンA、B2、B6、カロチン、アミノ酸、炭水化物、酸素、有機酸、多糖類、植物ホルモン、グリコシド、光合成菌類、グラム陰性菌、微量元素などが含まれています。それらが、作物の根から分泌される炭水化物、有機酸、アミノ酸、酸素、とともに、土壌中の有用微生物郡の増殖を活性化させ、根からの養分吸収を容易にする環境条件をつくりだすものと考えられます。


11利用の実際と注意点
*ステビアの果たす役割は栄養剤的なもので、作物が本来備えている自然治癒力や免疫力、抗体などの働きを強める作用があります。その力が、自然に植物を丈夫に育て、病害虫や連作障害に冒されにくい農作物にしているものとかんがえられます。病害虫におかされないために最初から使用して下さい。
*ファームA、不思議パウダー、BBツインともに天然成分100%の植物素材の抽出液で人体や動物に対しても一切、害を及ぼしません。また、土壌改良剤としてすぐれた働きをするので、使用量や希釈倍率をまちがえても作物を枯らすことはありません。ステビアを肥料に混用することにより、より肥料効果を発揮します。また農薬との混用も可能です(ただし、ステビア効果が半減するため殺菌剤との併用は避けて下さい)
*ファームAは、土壌散布や、葉面散布で使用。作物の活力を増進させ、自然の味をひきたて、日持ちのいいおいしい作物を作ります。
*不思議パウダーは、土壌散布のみに使用。生産コストを低く抑えられます。
*BBツインは、土壌散布や、葉面散布で使用。特に作物の病気予防および改善に効果があります。


12ステビア農業資材の1反当り施用目安


ステビア粉末【不思議パウダー】    3kg〜5kg         堆肥作りに効果的
ステビア液 【ファームA】400cc    1本〜3本        作物、散布時期より施用量が変わります。